人生後半戦の新おとな学 Ver.2

時間とお金 食事と睡眠 家族と独居 働き方と暮らし方 学び方と遊び方

人生後半戦は好きなことをして生きていく

名目GDP

資料:GLOBAL NOTE 出典:IMF

 

 

日本は欧米に比べて貧しい時代もあった

 

日本の人口減少による労働力不足は経済成長の低下につながり、ひいては生活水準が低下するのではと考えいる人もいるのではないでしょうか。生活水準が低下することで国民全体が疲弊するようなイメージを持っているとすればそれは過去の貧しい時代の経験から生じています。

 

確かに日本は欧米に比べて貧しい時代もありました。でも時代は変わったのです。

 

同じことを同じ方法で同じ人数で同じものを作ったり同じことをしていれば、人口減少によって人数が減ることで生産力は落ち経済成長は阻まれるでしょう。また超高齢社会になればなるほど変わることを望まなくなり新しいことを取り入れなくなります。

 

高齢者は新しいことを取り入れたくないのでしょうか

 

人生後半戦は下り坂です。体力も脳力も下降し、体力と脳力に引きずられるようにして気力も下降してきます。体力いわゆる健康年齢を維持できれば、また脳力すなわち思考力を維持できれば気力だけが下降することはありません。これがアンチエイジングの考え方です。

 

現実的にはいくらアンチエイジングに励んでも生理的な衰えには逆らうことはできません。では気力を下降させないようにすることで体力と脳力の衰えをカバーすることはできないでしょうか。気力とは気持ち、言いかえれば「心の力」です。

 

   

 

能力とは才能ではなく可能にする力

 

脳力とは体のパーツの中で脳を使う力のことです。体を使った労働を肉体労働、脳を使った労働を頭脳労働というように分けることがありますが、実際にはどちらかだけを使うことはありません。このバランスを取るのが気力、心の力です。

 

能力は生まれながらに持っている才能の場合もありますが、体力・脳力・気力の3つの力を使って「可能にする力」だと思います。特に気力、心の力が重要です。

 

心の力は好き嫌いに最もよく表れます。好きなことをするときは体が疲れていても、頭で理屈を考えなくても心が体と頭を動かします。人生後半戦になったら好きなことをして暮らしたいというのも心の働きです。この心の働きが能力を発揮する源になります。

 

好きなことをして生きていくためには

 

好きなことをするためには心の力だけで能力を発揮できるかというと他にも必要なものがあります。例えばお金、好きなことをするためにはモノを買ったり、コトに参加したり、サービスを受けるにもお金が必要になります。

 

お金がないから好きなことができない、そう言ってあきらめるならそもそも好きなことをして生きていくというスタートから考え直さなければなりません。お金がなくてもできること、持っているお金の範囲でできることを考えるのが能力です。

 

自分に能力がなければ一緒に考えてもらう

 

考えもつかない、考えたところで好きなことができるとは思えない、そのようなときには一緒に考えてくれる人に話してみることです。そんな人はいないと思うのであれば、そんな人を見つけることから始めることになります。

 

心の力、能力というのは「したい」「できる」という気持ちの積み重ねです。人生後半戦になるまでに「そんな人」はひとりもいなかったでしょうか。どんな人だったら「そんな人」になるでしょうか。「そんな人」がいなければ、もうひとりの自分に話しかけてみてはどうでしょう。

 

 

 

好きなことしながら生活も仕事も

 

好きなことをして生きていくためには、自分が望む最低限の生活を維持していく必要があります。すでに持っている資金、資産で生活ができる人は言うまでもなく生活を維持していくことができます。ただ十分な資金、資産を持たない人も多いと思います。

 

人生後半戦は仕事を辞めたら年金頼みというライフプランを立てている人も多いのではないでしょうか。年金の他にも仕事をして収入を得たいと考えている人もいると思います。好きなことをしながら、生活もできて、仕事もするというライフプランはどうでしょう。

 

家業とは家族経営というイメージが強い

 

家業とは家族経営・ファミリービジネスという意味があり、代々受け継ぐという意味で使われます。家業は同じ職業を受け継ぐとは限りません。例えば、ユニクロも星野リゾートも家業からスタートして大成功していますし、他方でシャッター街となった商店も家業が多いと思います。

 

家業であってもなくても事業には栄華盛衰はあります。どのような家業にもスタートがあります。仕事と生活を一緒にした家内手工業から商店兼住宅もあります。農業を家業としている人は仕事場兼住宅は今でもあたりまえではないでしょうか。

 

家業の強みはプラス思考で考えることで生まれる

 

家業をスタートさせるときは仕事と生活の境界がありません。ヒト・モノ・カネにおいて境界がないために仕事と生活のどちらかがマイナスいなると全体がマイナスになるという傾向があります。これをリスクと考えることが今までの常でした。

 

仕事と生活の境界がないことをデメリット考えずにメリットとして考えると、仕事がプラスになれば生活もプラスになる、生活がプラスになれば仕事もプラスになると考えられます。プラス思考かマイナス思考かという話ではないのですが・・。

 

*****


やっと家業までたどり着きました。

人生後半戦では家業を持つべきかという話に続きます。

(つづく)