人生後半戦の新おとな学 Ver.2

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人生後半戦こそシンプルな生活を送ることができる

人生後半戦はシンプルな生活を送ることができる|新おとな学Ver.2

 

 

生活のために仕事をする

仕事の目的の1つに「生活のため」があります。この場合の生活とはどんな生活を意味するのでしょう。最低限の生活でしょうか、それとも自分が望む生活でしょうか。

 

最低限必要なモノ・コト

生きていくために最低限必要なモノ・コトがあります。栄養が偏らない食事、安眠できる安全な場所、病気・怪我から身を守る衣服や環境などが考えられます。これらを満たすために最低限必要なモノ・コトは厳密には決められていません。

最低ラインの生活とは

生活保護や最低賃金、自己破産時の資産の取り扱いなどは法律で決められていますが、これらの最低ラインの生活を仕事をする目的として考える人はいないと思います。人それぞれ生活レベルが違うように仕事の目的の「生活のため」のレベルも違うということです。

年金という不労所得がある

人生後半戦になると不労所得である年金収入があります。年金だけで生活できる人と生活できない人の差は受給する年期の収入と生活に必要な支出の差がマイナスになるかどうかです。年金が受給できる資格を得たらすぐに試算してみましょう。

年金だけで生活するレベル

年金は65歳まで待たずに60歳から繰り上げて受給できます。また70歳まで繰り下げて受給もできますので、60歳・65歳・70歳での受給額を試算するとそれぞれの年齢で年金だけで生活できる生活レベルを考えることができます。

マイナスを補う方法

もしマイナスになればマイナスを補う方法を考える必要があります。その方法は年金を受給してから考えるのではなく年金を受給する前に考えなければなりません。貯蓄・投資・労働という3つの方法が考えられます。(生活保護というセーフティネットは考えません)

 

 

 

シンプルな生活とは必要なモノ・コトを決める生活

生活レベルは違っても最低限の生活に必要なモノ・コトがあります。最初に考えるのがモノ・コトの数を満たすこと、その次に考えるのがモノ・コトの質を上げることになります。

 

必要なモノ・コトだけで生活する

必要なモノ・コトだけで生活するライフスタイルをミニマルライフ、生活している人をミニマリストと言います。ミニマリストにも基準はなく、ある人には必要であっても別の人には必要でない場合もありますので、本人がミニマルライフだと思えばミニマリストになります。 

モノ・コトの数と質を考えると

前述の通り、最初に考えるのが必要なモノの数を満たすことになりますが、生活資金に余裕があるとモノの質のレベルを上げることも考えます。ここで考える質とは品質全体であったり、機能が多い、スピードが速い、丈夫で長持ち、高級感があるデザインなどになります。 

数を満たすよりも質を満たす

数を満たした後の質は必ずしも必要とは限りません。数を満たすことから考えるのではなく、質を満たすことから考えることもできます。質から考えると最低限の生活ではなく、最低品質を維持する生活という考え方になります。 

生活自体の質を考えるライフスタイル

ミニマルライフとシンプルライフの違いのひとつに、数から考えるか質から考えるかという順番の違いがあると思います。最終的には数と質のバランスをとることになるのですが、質から先に考えるのがシンプルライフだと考えています。

 

 

 

シンプルライフはライフスタイル

シンプルライフはライフスタイルであって固定的なモノ・コトを表しません。住んでいるところが都会でも田舎でもそれぞれのシンプルライフがありますし、男性と女性の違いもあります。そして年齢によってもシンプルライフの考え方が変わります。

 

人生後半戦のライフスタイル

人生後半戦になるとモノ・コトに対する考え方が変わってきます。新しいモノより古いモノに惹かれたり、雑多な多くのモノより選ばれた少しのモノに惹かれるのその現われです。数より質ということではなく「選ぶ」ということがポイントになります。

 数を減らすミニマルライフ

ミニマルライフでは生活に必要な最低限のモノを選び、不必要なモノは持ちません。必要なモノは選ばれたモノですので、モノの質を上げるためにさらに選ぶことになります。ミニマリストにとっての心地よい生活とは選ばれたモノの数と質で決まります。

 質を上げるシンプルライフ

シンプルライフでは順番が逆になります。最初に自分が心地よいと思う生活の質を決めます。具体的なモノよりもイメージが先行します。次にイメージなのかで中心となるモノを選び、それから中心となるモノに合わせて生活に必要なモノを選ぶようにします。 

どちらが良いということではなく

シンプルライフとミニマルライフのどちらが良いかということではありません。どちらが考え方として自分に合っているかということです。最終的にはゴールが同じになるかもしれません。ただシンプルライフは過去の経験を基にして生活全体の質をイメージすることが大きな違いとなります。

  

 

人生後半戦になるとそれまでの経験を基にしてシンプルライフというライフスタイルをイメージできます。人生前半戦が実験の段階とするなら、人生後半戦は実験の結果をまとめる段階です。人生後半戦では「体・頭・心」で培った経験を基準にしてライフスタイルを実現することができるのではないかと思います。