人生後半戦の新おとな学 Ver.2

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人生後半戦の時間をコントロールする

人生後半戦の時間をコントロールする|新おとな学 Ver.2

 

 

人生後半戦を迎えるまでに時間管理をしたことのない人はどのくらいいるだろうか。ほとんどいないのではないかと思う。私は今でも時間管理らしきことを行っている。ちなみに腕時計はしない派だ。

 

 

時間管理の「管理」の意味は

 

仕事をしていると時間管理以外にも「〇〇管理」と用語が蔓延しているのは衆知の事実である。「管理」とは「管轄し処理すること」から監督、統括とその範囲は広い。

管理をする人のことを管理者という。また管理を英語にするとマネジメント(management)になり管理者はマネージャーとなる。時間管理もタイム・マネジメントとなるわけだ。

時間管理をする人のことをタイムマネージャーとは言うかというと、そのような言い方は聞いたことはない。しいて言えばタイムキーパーだろう。

他にも時間管理と似たような用語にスケジュール管理がある。時間を連続した流れと考えると時間と時間のつなぎ方をスケジュール(予定)化して管理することである。

 

なんのための時間管理なのか

 

マネジメントの神様と称されたドラッカー教授は、マネジメントを「組織に成果をあげさせるための道具、機能、機関」と定義としている。この場合のマネジメントは経営という意味で使われている。

ドラッカー教授はマネジメントをする人のことをマネージャーと呼び、「組織の成果に責任を持つ者」と定義している。さらに「成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。」と著している。

時間管理を行う目的は成果をあげるためだということが、ドラッカー教授の言葉からも分かる。成果を上げるために時間をどのように使うかということ重要であり、その目的を達成するためにはまず成果を設定しなければならない。

成果をあげるために時間管理を行うのであって、時間管理を行ったからといって成果が上がるとは限らない。成果とはすなわち目的であり目標である。

 

 

 

時間の管理ではなくコントロール

 

人生後半戦に向けて時間管理を行うのであれば、人生後半戦の目的を考え、それに従って目標を決める。その目標を成果として達成するために時間管理を行うことになる。

人生後半戦の目的と目標なしには時間の管理はできない。ただ管理するという行為が目的になってしまう。ひまつぶしに時間管理をするのであれば本末転倒で意味はない。

管理を管轄し処理をするという考え方から、管理の英語訳である「management」が意味する操作する・制御するという意味に考えてを変えてはどうだろうか。

時間をどのように使うかということを考えるのである。人生後半戦の時間の使い方を考えてみてはどうだろう。管理(マネジメント)というよりは制御(コントロール)に近いかもしれない。

 

時間をコントロールするためには

 

時間に使われるのではなく、時間を使うという考え方に変えるのだ。時間の区切りは分・時間・日などで区切ることはない。自分に合った長さで考えることもできる。

自分が集中できる時間はどのくらいだろうか、集中した後の休憩時間はどのくらい必要だろうか、というように考えてみるのもひとつの方法である。

働いているならば他の人と時間を共有することが必要なので、自分のペースだけでは時間をコントロールすることはできない。その結果としてすき間時間(アイドルタイム)ができてしまう。

人生後半戦になるとすき間時間の使い方が下手になる。頭の切り替えがスムーズにできないのだ。すきま時間を有効利用する方法を考えるよりも、すき間時間を作らない方法を考えてはどうだろう。

 

時間に使われずに時間を使う

 

時間管理を行うと予定通りに進まないことで、時間管理をする意味がなくなり、予定通りに進ませることばかりに気がいってしまう。

これが時間に使われている状態で、結果的に予定通り進んだかどうかということを管理するために記録を取り、見直すほうがよいだろう。

(つづく)

 

 

いまだに時々読み返す名著!!