人生後半戦の新おとな学 Ver.2

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人生後半戦の時間管理 ~ 残り時間の作り方

人生後半戦の時間管理 ~ 残り時間の使い方・作り方|新おとな学 Ver.2

 

「人は二度死ぬ」という言葉をご存知だろうか。「一度目は肉体的な死、二度目は忘れ去られることによる死」という意味である。永六輔氏、芸術家のC・ボルタンスキーの言葉として知られている。

 

 

 

 人生後半戦は右肩上がりから右肩下がりになる

 

人生後半戦の残りの時間とは一度目の死である肉体的な死までの時間である。肉体的な死までにもいくつかの段階がある。体・頭・心の衰え、老化の段階がある。

衰え、老化とは成長の反対を意味し、右肩上がりから右肩下がりになる状態だ。一度ピークを迎えてから安定したり、上下を繰り返したり、下降の一途を辿るなど様々である。

私は両親の介護を通して体・頭・心の衰えをまざまざと見てきた。体の機能が十分に働かなくなると外見的な状態から老化が進んでいることがわかる。ただ体内の老化はわからなかった。

頭の老化は認知症と言われることが多いが、記憶力や計算力など日常でも老化が顕著になってくる。心の老化は開放性・多様性がなくなっていく。年寄りは頑固だといわれる所以だ。

 

平均寿命と健康寿命を参考に残り時間を探る

 

人生後半戦の残り時間を計算するときにはいくつかの方法がある。平均寿命とはその年に生まれた0歳児が生き残ると予測される期間である。

平成29年の簡易生命表によると、平均寿命は男性81歳・女性87歳である。50歳時点の平均余命は男性32.6歳・女性38.3歳、平均寿命に換算すると男性82.6歳・女性88.3歳となる。

平均寿命の他に自立した日常生活を送ることができる健康寿命は、平成28年度の国民生活基礎調査によると男性72歳・女性75歳という結果になっている。

いずれにせよ平均であるので誰にでも当てはまるということではない。自分の年齢に応じた自分の健康状態は自分で管理しなければならない。
 

参考:

 

 

 

人生後半戦の時間の作り方は自分で決める

 

50歳の人と80歳の人では残り時間に対する感覚が違うし、持病がある場合とない場合でも健康に対する考え方も違う。自分の残り時間は科学的にある程度は計算できるが確実ではない。

では人生後半戦の残り時間をどのように計算すればよいのだろうか。残り時間と考えると与えられる時間という不確実な時間数をイメージするが、必要な時間と考えれば自分で計算できる。

人生の残り時間とは自分が必要な時間だと考えると、自分が必要な時間を年齢に置き換えて考えることができる。「何歳までに〇〇〇を行う」という考え方に変えることができる。

必要な時間数を決め、何歳までに行うかという目標があって初めて人生後半戦の時間管理ができる。時間管理とは使い方の管理だけではなく、時間の作り方の管理も行わなければならい。

 

時間の使い方と時間の作り方

 

時間の使い方は人によって経験が違うために一概には言えない。参考になる書籍・サイトもあるので作り方はそれらを参考にしていただくことにして、人生後半戦の時間の作り方についてお話ししたい。

人生後半戦の時間管理を行うためには現時点の状態を把握することが必要である。経済状態や人間関係と同じように健康状態を客観的・主観的に把握することから始める。

自分の健康状態を客観的に科学的に判断するためには、いわゆる人間ドックが最適である。健康診断ではない、精密検査を伴う人間ドックである。

自分の健康状態を維持する、または上げる方法についても多くの書籍・サイト・TV番組、そして資格検定がある。どれが良い悪いということではなく、主観的な判断をするための知識の一部として取り入れて欲しい。なんでもかんでも鵜呑みしてはいけない。

 

人生後半戦の時間の作り方は健康習慣を持つこと

 

人生後半戦の時間の作り方は、体・頭・心の健康寿命を延ばすことである。そのためには健康状態を維持する、または上げるために時間を使うことになる。

健康のための時間はまとめて使うだけではなく、それぞれの時間の使い方の中に習慣として取り入れるのが良い。さらに意識して繰り返すのではなく無意識でも繰り返される習慣化が望ましい。

健康習慣を身につけるためには「無意識を意識する習慣」を心がけてはどうだろうか。

(つづく)