人生後半戦の新おとな学 Ver.2

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人生後半戦の始まりと終わり、それはいつなのか?

人生後半戦の始まりと終わり、それはいつなのか?|新おとな学 Ver.2

 

人生後半戦の仕事と働き方を考えるときに忘れてはならないことがある。人生に始まりと終りがあるように、人生後半戦にも始まりと終わりがあり、人生後半戦の仕事にも働き方にも始まりと終わりがあるのだ。

 

人生後半戦の始まりはどのようにして決まるのか

 

男女とも平均寿命が80歳を超え(男性81.09歳・女性は87.26歳/2017年)、人生100年時代という言い方も世の中でよく見聞きするようになった。一方で健康寿命は平均寿命よりもかなり低いというのが現状である。(男性72.14歳・女性74.79歳/2016年)

人生後半戦はいつから始まるかというと、人生100年時代から考えれば50歳から、平均寿命から考えれば40代前半になる。健康寿命から考えれば30代半ばで人生後半戦を迎えることになる。現在の超高齢社会では30代半ばで人生後半戦と考える人は極めて少ないだろう。

個人的な話だが、私は10代で病気になり1年間入院し、その後も2年間は自宅療養をしていた。そんなに長く生きられないかもしれない、10代で人生後半戦を迎えてしまった、ような気がした。だがあれから数十年生きている。

人生後半戦の始まりは年齢で決めることはできず、なにかのきっかけで人生後半戦が始まったと自分で感じるものなのかもしれない。そのひとつが健康上の理由であり、もう若くはないと感じたときが人生後半戦の始まりとなるのだろう。

 

 

 

健康上理由以外に人生後半戦を決める要因とは

 

健康上の理由には病気や怪我だけではなく、老化という誰もが避けられない衰えがある。いわゆる老化現象を自分の身に感じたら人生後半戦に入っていると思っても間違いないだろう。

健康上の理由は自分の内側で起こることであるが、自分の外側で起こることから人生後半戦を感じることもある。同年代の人と比べることだけではなく、子供が独立した、親の介護が始まったなどがある。

最も多いのが老いも若きも同じ労働環境で働いていることに矛盾を感じたり、自分が就いている仕事と自分の能力が一致しないと感じたときではないだろうか。仕事のスピードに自分の能力アップのスピードが追いついかなくなったとき、そしてそれを年齢を理由にしたときには人生後半戦は始まっているのである。

 

 

 

人生後半戦の終わりはやはり健康上の理由

 

 

人生後半戦の始まりは人それぞれ違う。自分が人生後半戦になったと感じたときにはすでに人生後半戦は始まっているのである。年齢でも残りの人生の長さでもなく、主観で人生後半戦の始まりは決まる。

では人生後半戦の終わりはどのようにして決まるのだろうか。人生後半戦の終わりが人生の終わりというわけではない。人生が100年時代でも、健康寿命が70歳代でも前半戦と後半戦はに分けただけでは数十年ある。

数十年の間、自分自身も自分を取り巻く環境も同じ状態ではない。将棋や囲碁では序盤・中盤・終盤という呼び方があるように、人生にも序盤・中盤・終盤がある。そして中盤が長いので前半戦と後半戦に分けて考えるようにしてはどうだろうか。

人生後半戦は人生中盤の後半戦と考えるならば、後半戦の終わりは健康寿命を迎えたときだろう。健康寿命は「健康上の理由で日常生活を制限されることなく自立して生活できる期間」である。介護認定・自動車免許の認知機能検査・特定健診・心臓や脳の検診など判定の基準となる。

 

 

 

人生はマルチステージ、何度でも繰り返せる?

 

人生後半戦が50歳から始まるとすると、健康寿命の70歳代までは20数年余りある。この期間の仕事と生活、働き方と暮らし方が人生全体の良し悪しになるとは言い切れないが、この期間が良ければ良い人生だったと思えるような気がしてならない。まだ経験したことがない未知の領域なので想像でしか言えないのだが。

人生は一度切りとは命は一回限りということである。人生はマルチステージというのはベストセラー「LIFE SHIFT」を著したL・グラットン氏が説く考え方である。私はマルチというほど繰り返していないが、人生前半戦に会社勤めと起業を経験し、両親の介護をきっかけに人生後半戦へと向かった。

両親の介護期間は働いてはいたが、仕事らしい仕事はしていなかった。生活も介護中心で自分が目指す暮らし方はしていなかった。介護が終わった直後に交通事故と心筋梗塞で、自分が考えていた働き方・暮らし方からさらに遠のいた。ただいま人生後半戦の真っ只中である。

 

毎日考え、毎日試し、毎日省みていること

 

人生前半戦と後半戦の仕事と働き方、生活と暮らし方、そして学び方と遊び方を毎日考え、毎日試し、毎日省みている。人生最終戦までこれらを続けるつもりである。

 

追記:2019/05/11 共感する記事があったので