毎日のように新型コロナウィルス関連のニュースがトップで報道されています。私は年齢的には人生後半戦で実年齢は高齢者ではありませんが、肉体年齢は60代後半、血管年齢は70代という状態です。基礎疾患は高血圧があり、数年前に心臓疾患を患っているので新型コロナウィルスには神経質になっています。
新型コロナウィルスに対する認識
最初に私が理解している新型コロナウィルスについて箇条書きしてみます。簡単に書いているので説明不足になっていますので詳しくは検索してみてください。
- 新型コロナウィルスは中国湖北省武漢で発生し世界各国各地域に広がっている
- 人から人へと感染し、咳・くしゃみなどで感染する
- 感染してから潜伏期間が長くて2週間程度はある
- 感染しても発症しない場合がある
- 発症するのは中高年以降が多い
- 重症化するのは高齢者と基礎疾患がある場合に確率が高くなり死亡する
- 新型コロナウィルスのワクチンも治療薬もない
- 感染はPCR検査とレントゲンなどで確認される
- 新型コロナウィルスは指定感染症である
- 指定感染症病床には限りがある
- 新型コロナウィルスには2種類ある
ざっとこんな感じでしょうか。このような認識があることを前提にして以下をお読みください。
感染経路の確認
「人から人へと感染する」のであれば、直接的にも間接的にも接触を避ければ感染はしないことになります。かといって現代生活で人と接しない暮らし方はできません。人から人へと感染するには3つの経路が考えられます。
人の体内に入った新型コロナウィルス(以下、ウィルス)が体外に出る中で最も注意喚起がされているのが「咳・くしゃみ」です。口と鼻からでる唾液・粘膜の破片といっしょにウィルスは体外に放出されます。ウィルスの大きさは0.1μm(1万分の1ミリ)ですので目では見えませんし、マスクで防げる大きさではありません。
ウィルスは単独で体外に放出されるわけでなく、唾液・粘膜の破片の飛沫の中に含まれています。咳・くしゃみの飛沫は目で見える大きさと見えない大きさに分けて考えます。目に見える大きさは重いので遠くまで飛ばずに落下します。
飛沫感染
飛沫感染は感染者から放出されたウィルスを含んだ唾液・粘膜の破片の飛沫を直接吸い込んでしまい感染する経路が「飛沫感染」である。
飛沫感染を防ぐには咳・くしゃみの大きさや、空気の流れなどによりますので「一定の距離を空ける」としか表現のしようがありません。2メートルなら安全で1メートルだと危ないとも言えないのです。状況によって自分で判断するしかありません。
媒介感染
目に見える唾液・粘膜の破片の飛沫はやがて落下し、落下した場所にある物に付着する。この付着物の触れて口や鼻から体内に取り込んで感染する経路が「媒介感染」である。
ウィルスが付着した物(付着物)に触れただけでは感染しません。付着物を手で触り、その手で口や鼻を触ることで感染してしまうリスクがあります。これを防ぐためには「手を洗う」「付着物が着いている部分を消毒する」という方法があります。
付着物の中でウィルスが死滅するまでの時間はプラスチックの表面で3日間、付着物ではありませんが尿の中では10日間というデータがあるそうですが、これも状況によって変わるでしょう。たとえ表面が乾燥してもウィルスの感染性はあるようです。
空気感染
目に見えない大きさの唾液・粘膜の破片の飛沫は空気中を漂い、空気を吸い込むことで感染する経路が「空気感染」である。
空気感染ではウィルスの密度は小さいのですが大量に吸い込むと肺内のウィルスの濃度が上がり感染する確率は高くなります。空気は日常でどこにでもあるので誰にでも感染する可能性はあることになります。ただし、ウィルスの濃度が低ければ感染する確率も低くなります。
ウィルス濃度が高くなるのは、密閉した空間と密集した空間です。「室内では空気の流れを作るように換気を行い、人が集まる屋内には入らないようにすること」で感染する確率は下がります。買い物、飲食に外出するときはできるだけ人がいない時間、空間を選ぶことが対策となります。
「三密(密接・密閉・密集)避けて手洗い・消毒」
余談)
ドリフ世代の私は志村けんさんが亡くなった時に身うちが亡くなったかのような寂しさがこみ上げてきました。有名人が亡くなると番組のネタにしがちですが、感染者が亡くなると病院から火葬場に直行するそうで寂しい限りです。謹んでご冥福をお祈りいたします。
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