人生後半戦の新おとな学 Ver.3

時間とお金 食事と睡眠 家族と独居 働き方と暮らし方 学び方と遊び方

コロナ後のシニアライフ ~ 日本は大丈夫なのだろうか?

コロナ後のシニアライフ ~ 日本は大丈夫なのだろうか?|新おとな学Ver3 www.snias.com

 

 

(この記事は1週間ほど寝かせていた記事である)

いよいよ新型コロナワクチン接種が見えてきた。ファイザーとモデルナが有力視されているが、米国ではモデルナの評価が高く、イギリスでは深刻なアレルギーを持つ人のワクチン接種を懸念されている。日本では2021年の2月が節目になるようだ。ということは第1号接種は3月頃だろうか。またマスコミが騒ぎ立てるに違いない。 

ファイザーとBioNTech、日本においてCOVID-19ワクチンの製造販売承認申請を発表 ー ファイザー

新型コロナ「ファイザー」と「モデルナ」のワクチンの特徴は ー NHK

ファイザー製ワクチン、アレルギー持つ人は接種しないよう英当局勧告 ー ブルームバーグ


10万円の特別給付や新型コロナに関する集計で公的機関の情報集約力の現状がどの程度か国民に知らしめたこと考えると、実際にワクチン接種するまでに一悶着あるだろう。これまたマスコミと野党の皆さんがネタにして騒げば、ワクチン接種は危険だということになり接種までに時間がかかることになるのか。

 

ワクチン接種が義務になるかそれとも選択できるようになるかはわからないが、接種するかどうかを決めるのは自分自身だ。自分の年齢や健康状態を考えてワクチンを接種することになる。インフルエンザワクチンでさえ同意書を書くのだから、コロナワクチンも同じだろう。ワクチン接種で何が起ころうが基本的に自己責任なのだ。

 

 

 

新型コロナ禍は非常事態だが戦争でも災害でもない

 

戦争と災害は国全体に関わる厄災である。新型コロナも国民一人一人が注意をしなければならないのは当然として、注意してるにもかかわらず一向に収まらないと感じるのはなぜだろうか。それは新型コロナに関する幅広い知識が不足しているからだろう。

国民一人一人が必要な知識とは医学的な専門知識ではなく、感染から治療までの医療知識、感染者と被感染者に関わる衛生知識、感染者が増えることで社会・経済に与える影響などについての知識である。

これを自分事に置き換えれば、医療的知識とは、新型コロナに感染するとどんな症状が出るのか、どこの病院に行けばよいのか、薬はあるのか、入院は必要なのか、どのくらいで治るかというような具体的な知識である。

衛生知識とは、ウィルス感染と病気とは違うのか、なぜ感染症は隔離するのか、感染しないためにはどうすればよいか、感染してしまったら死ぬのか、免疫ができれば感染しないのか、感染しても症状が出なければ普通に暮らせるのか、などである。

社会・経済に与える影響とは、感染症にかかると日常の生活ができなくなるということである。つまり生産活動も消費活動ができない、感染症による社会保障は基本的にはない、集団活動も集団移動もできない、社会活動も経済活動も制限しなければならないということである。 

新型コロナウイルス緊急対策本部 ー 全国知事会

 

なぜ「新型」なのかという素朴な疑問と対応策

 

新型コロナは日本だけの俗称で、COVID-19はWHOが命名した正式名称、国際ウィルス分類委員会ではSARS-CoV-2と名付けている。COVID-19はCoronavirus Disease 2019の略であり、SARS-CoV-2は重症急性呼吸器症候群を引き起こすウイルスの姉妹種という意味である。

 

なぜ日本だけ新型コロナなのだろうか。

 

新型コロナがあるのだから旧型コロナがあるわけで、旧型とは2002年のSARSウィルスである。幸運にも日本国内では確認されなかったが、この時に用いられたのが「新感染症」である。今回の新型コロナはSARSウィルスの新型という意味であり、対応は初回SARSウィルス対応と同様に行われた。

言いかえれば今回の新型コロナはSARS2型である。初回SARSウィルスも中国で発症し、中国・台湾・韓国・シンガポールとカナダで多くの死者が発生した。皮肉にも今回の新型コロナ対策でカナダを除いて封じ込めに成功したと一度は賞された国々である。

SARS(重症急性呼吸器症候群)とは ー 国立感染症研究所

 

 

 

表面的な情報だけで煽り商法に踊らされてはいけない

 

新型コロナは初回SARSウィルスを知っている人には新型かもしれないが、知らない人にとっては新種のウィルスであり新感染症と理解しなければならない。「新型」をインフルエンザの新種、風邪症状を引き起こすウィルスの新種ではない。過去の知識の延長線上と結びつけて新型と理解していはいけないのだ。

夏になれば落ち着く、日本は清潔で衛生的、ハグやキスの習慣がないなどと侮っていた人達もいるだろう。その多くはテレビ・新聞などのマスコミ、またはマスコミネタをネットに載せたサイト・SNSに踊らされてはいなかっただろうか。マスコミの情報は間違った情報ではなく切り取られた情報が多いのだ。

これは新型コロナだけの話ではなく、多くの情報が利害関係を意識した情報となっている。視聴率を上げる、購読率を上げる、名前が売れるというような利得を目的とした情報かどうかを判断しなければならない。間違った情報や正しいと思われるような情報にも注意しなければならない。

 

コロナ後に起きるのは混乱であって混沌ではない

 

新型コロナに関する情報は今後も様々な情報が入り混じって発表されるだろう。コロナ後も経済を中心に様々な情報が発せられるに違いない。このような時に間違ってはいけないのが情報が混乱しているのであって出口がないわけではないということだ。出口が見えないと自ら混沌とした状態に陥らないようにしなければならない。

 

新型コロナワクチン

来年の早い時期に日本でも接種できるワクチンとは従来のワクチンの製法とは異なる。危険だということではなく今まで認可されていなかった製法だということだ。

DNA・mRNA・ベクター… 多様なワクチンの違いは? ー 日本経済新聞

 

新型コロナの終息

初回のSARSウィルスは原因不明、対応策なしのまま収束した。収束であって終息ではない。今回の新型コロナも収束はするだろう。人間の力で終息させた感染症は天然痘だけだ。新型コロナが二例目になる可能性は低い。

天然痘(痘そう)とは ー 国立感染症研究所

 

コロナ後は予防生活

今のところ新型コロナは恐れることはないと個人的には考えている。適切な予防措置をとっていれば感染する確率は低い。基本的な情報は常に読み直しておく必要がある。
(情報の入口がテレビと新聞だけの人は特に注意が必要だ)

新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け) ー 厚生労働省

 

コロナ後の経済活動

適切な予防を行っていれば経済活動は可能である。ヒト>ヒト感染またはヒト>モノ>ヒト感染であることを踏まえて行動すれば感染を抑えながら経済活動は可能である。

言葉遊びで小手先の行動を示すよりも、ひとりひとりが自覚して行動することが大切である。万人に共通する正しい行動よりも自分に最適だと思う行動をとるべきだろう。

コロナ禍後の社会変化と 期待されるイノベーション像(PDF) - 経済産業省

 

Go To キャンペーン

Go To トラベル・Go To イート・Go To イベント・Go To 商店街のキャンペーンがある。キャンペーンでお得だからと出かける前、呼び込む前に予防対策がどのくらい行われているかを確認しよう。

キャンペーンは税金と国債で賄われる。国債には国債償還費という利払いがある。いずれにせよ国民の負担となって返ってくることを忘れてはならない。

「GoToキャンペーン」の中止後、日本経済を待ち受ける「悲惨すぎる」事態 ー 現代ビジネス

 

 

 

日本は大丈夫なのだろうか

 

日本がなくなることはないが経済的には中国経済に飲み込まれる可能性がある。にもかかわらず外交的にはアメリカ外交の枠の中に入るしかない。この矛盾はあと数十年は続くだろう。裕福、幸福を追いかける消費が続くまで変わりそうもない。

国内は食料自給率とエネルギー自給率に関する話題が尽きなくなるだろう。高齢社会よりも労働力不足の解消が話題となる。外国からの労働動力をあてにできなければ人工的な労働力に頼らなければならない。

結果的に、高齢者が望む過去の習慣・慣習はコロナ後の世界には馴染まない。アーカイブされることはあっても利用されることはない。実生活はかつて未来的な生活といわれた様相になるのではないだろうか、好むと好まざると。