人生後半戦の新おとな学 Ver.3

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中途半端な条件付き緊急事態宣言は効果なし

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1/7)2447人、1/8)2392人、1/9)2268人、東京の新型コロナ新規感染者数である。新規感染者数であって現在の感染者数、つまりなんらかの隔離措置を取って療養している人数ではない。ではなんらかの療養している人数を把握するデータはないのだろうか。

 

答えは「ある」だが、分かりやすい場所にあるわけではない。

 

 

 

新型コロナの感染状況を知るサイト

 

新型コロナの感染状況を示すサイトは多くある。公的機関の数値を集計していればタイムラグはあるにせよ誤った数値はない。私が毎日見ているのはNHKの「新型コロナウィルス 特設サイト」と「新型コロナウイルス対策ダッシュボード」というサイトである。

 

 

感染拡大防止の次はワクチン接種

 

感染者が多い地域では感染防止はもとより、感染したときにどのような手続きと手順が必要なのかという情報が必要である。これは自治体によって違うので居住する自治体のサイトで情報集須有する必要がある。

もし感染してしまったら自分の命を守ることと同時に感染拡大の防止が重要となる。感染拡大の防止ができれば少なくとも現状維持はできる。あとはワクチン接種に持ち込むことが次善の策となる。ではワクチンの接種手順はご存じだろうか。

 

 

 

 

緊急事態宣言で感染拡大を防げるのか

緊急事態宣言

緊急事態宣言は新インフルエンザ特措法に基づいて政府より発令され、都道府県知事が要請と指示ができると明記されている。政府は発令する権限はあるが実行は知事に任されているのだ。しかしながら特措法という法律ではあるが守らなかった時の罰則はない。

つまり「お上のお墨付きを与える」ようなものである。このような言い換えをしなければ理解できない人がいること自体が問題なのだが。罰則がなければ守らない、罰則の代わりに名前を晒す、なんとも民度の低い話である。

それはさておき、特措法には「国民への知識の普及」とささやかに書かれている。新型コロナ対策で最も重要なことが国民へ周知であることは言わずもがなにもかかわらず、ここに尽力している機関も人もわずかではないだろうか。

 

新型インフルエンザ等対策特別措置法の概要(内閣官房)

 

中途半端な

新型コロナ対策のゴールは「ワクチン接種」である。その前の段階として「感染しない」「感染させない(感染拡大)」「感染後の療養」がある。これらの状況は数値で発表され報道されているが、途中経過であることを理解している人は少ない。ワクチン接種が新型コロナ対策の肝である。

緊急事態宣言の目玉は、飲食店の営業制限、在宅ワーク、外出自粛、イベント人数制限の要請である。これらの要請は「感染後の療養」を担保できなくなりつつあるために、前段階の「感染拡大」を阻止しようというものである。ならば感染者数と死亡者数ばかりだけではなく療養状況を数値として知らせるべきだろう。

知らせることによってパニックが起こり、アメリカのような暴動が生じるとでも思っているのだろうか。もしそうなら現状の罰則のない特措法では対処できないということになる。仮に罰則があっても暴動が起きるときは起きてしまう。

これが「中途半端な」と感じる所以である。

 

感染拡大は防げない

緊急事態宣言を発令しても既に感染している人数が急激に減るわけではない。おそらく感染者は自宅療養を行い順番待ちになるだろう。たとえ順番待ちになろうと、累々とした感染者を移送がスムーズには行われるのだろうか。

 

ではどうすればよいのか。

 

まずはテレビのワイドショー、ニュースショーではなく、できるだけ一次情報に近い数値情報を正しく得ることだ。ワクチンは市区町村単位(おそらくは保健所単位)で、医療機関にて摂取することになる。ならば市区町村単位で情報を得ることだ。

医療スタッフ、基礎疾患保持者、高齢者は優先してワクチン接種ができるとされているが、地域の感染状況と医療機関数によって時期が異なるだろう。感染はするが症状が重くならないとされている50歳未満についてはいつになるかわからない。

ワクチン接種が始まると冷静に行動をするように呼びかけられるだろうが、冷静に行動するためには現状を正しく認識する情報が必要である。この場に及んで情報リテラシーの格差が影響するのだ。これは今さら慌てても仕方がない。

65歳以上の高齢者、基礎疾患保持者、両方に該当する人は、ワクチン接種まで感染しないことが重要になる。そのためには「人と直接会わない」ことだ。必須生活物資の調達、基礎疾患の治療などは除いて外出はしないようにしなければならない。

 

ここまで来ると近しい人なら健闘を祈るとしか言いようがない。健康に関しては、自分のことは自分で守るという基本原則に従うだけである。