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新型コロナのゴールとゴールを決める力

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新型コロナのゴールは「ワクチン接種」だということはすでに何回かお話しています。いよいよあと1ヵ月余りでワクチン接種が始まりそうです。ワクチンを優先して接種するのは医療従事者約400万人、次に65歳以上の高齢者約3600万人となりそうです。(詳しくは下記の日経記事をご覧ください)


医療従事者400万人のうち新型コロナの対応に当たっている医療関係者はさらに優先して接種して欲しいものです。おそらくは自治体単位でワクチンが配布されると思いますけれども、緊急事態宣言が出ている地域に優先して配布されるのでしょうか。ワクチン接種も全国一斉ではないと思いますので、緊急を要する地域の緊急を要する人たちから接種を初めていただきたいものです。

新型コロナのゴールが「ワクチン接種」であれば、医療のゴールは何であると考えているでしょうか。新型コロナがあってもなくても医療のゴールは「完治」だと考えている人が多いと思います。完治する以外のゴールもあります。完治が見込める治療法がある場合は完治をゴールにできますが、完治を見込める治療法がない場合は「死」もゴールになります。

 

病気の中には症状がある部分や重さによって完治が見込めない場合があります。感染症においては人類が撲滅できたのされるのは天然痘だけです。新型コロナのゴールはワクチン接種ではありますが、これは新型コロナ対応としての医療のゴールではありません。新型コロナ対応の医療のゴールは一般病床を含む隔離施設からの退院です。新型コロナ重症者病床への入院は新たな道のり(ロードマップ)であり、重症者病床のロードマップのゴールは通常退院と死亡退院を考えなければなりません。

新型コロナには3つのフェーズとゴールがあります。1つめは国民全体に関わるフェーズでゴールはワクチン接種です。2つめは感染者に関わるフェーズでゴールは隔離施設からの退院です。3つめは重症者に関わるフェーズでゴールは通常退院と死亡退院になります。これらのゴールを決めるのは国や自治体と考えがちですが、公的な発言は義務と責任の観点からなかなか明確には決められないでしょう。

義務と責任の回避という意味ではなく、一度決めると決定を覆しづらいのが現状の体制だからです。となれば自分でゴールを決めなければならないのですが、自分でゴールを決めることに慣れていない人が多いと思います。前述のゴールは私が決めたゴールであり、そうしなければならないというゴールではありません。ただしゴールを決めれない人にとってはなんらかの示唆になれば幸いです。

 

日本の問題、日本国民の問題は、「ゴールを決める」ことができない、これが本質的、根本的な問題だと思うのですが、どうでしょうか!?