人生後半戦の新おとな学 Ver.3

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新型コロナでお金だけでなく時間の使い方も変わる

新型コロナでお金だけでなく時間の使い方も変わる

出典:若年者に厳しい新型コロナの雇用・収入面への影響(JILPTリサーチアイ)

 

 

新型コロナに端を発したように見える「時間とお金の関係」の変化ですが、新型コロナ以前に既に始まっていました。時間とお金の関係は「時間=お金=仕事」という関係にあり、時間と仕事の見直す「働き方の改革」が唱えられていたことはお忘れではないでしょう。

 

仕事時間と生活時間ではお金との関係が異なる

 

新型コロナ以前は「時間=お金」ではなく「時間<お金」を目標としていました。仕事にかかる時間はできるだけ短く、仕事から得られるお金はできるだけ多くという考え方が主流でしたし、今でもそう考えている人は少なくないと思います。

時間と仕事に挟まれているお金は収入としてのお金であり「時間=お金(+)=仕事」と表すことができます。お金は収入だけではなく支出となる「お金(-)」もあります。支出の多くは生活に使われますので「時間=お金(-)=生活」と表せます。

仕事に費やす時間とお金の関係は「時間<お金」でしたが、生活に費やす時間とお金の関係
は「時間>お金」を目標にしていないでしょうか。つまり生活にかける時間はできるだけ長く、生活に使うお金はできるだけ少なくというようにです。

「生活に払うお金<生活時間+仕事時間<仕事で得るお金」となるように時間とお金の使い方を考えてきたと思いますが、この関係が新型コロナで変わりました。

 

時間の使い方を変えなければならないのは経済的影響を受けた人だけではない

 

新型コロナで時間の使い方が大きく変わったのです。仕事時間がなく年金を含めて社会福祉の恩恵を授かっている人は、大きな経済的影響を受けなかったと思います。また仕事時間より仕事から得るお金が大きい人も経済的影響は少なかったのではないでしょうか。

大きな影響を受けたのは、仕事時間で仕事から得るお金が決まる人です。非正規労働者、個人事業主、小規模事業労働者は経済的影響を受けるだけでなく生活基盤も揺るがす状況になりました。救済措置も取られていますが新型コロナ禍がいつまで続くかわかりません。

新型コロナは平等に降りかかった厄災ですが、人生後半戦には厄災だけではな個々人の環境に合わせて今までの時間とお金の関係では対応できないことが出てきます。そのためにお金を貯めるというのが今までの考え方で、時間の使い方については考えてきませんでした。

これからは何歳になっても「生活時間+仕事時間」「収入と支出というお金」「時間とお金」のバランスを考えて生きていかなければなりません。

 

「いつまでもあると思うな、時間とお金」が人生後半戦を考える上で大切になります。(続く)