人生後半戦の新おとな学 Ver.3

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人生後半戦の仕事は無形の付加価値に意義がある

人生後半戦の仕事は無形の付加価値に意義がある|新おとな学 www.snias.com

出典:サービス産業の高付加価値化・生産性向上について(2014年 経済産業省)
※上記資料より編集、年度は古いが傾向と分類方法は参考になります
 

  

生産年齢人口の減少を問題視するよりも実質的な労働力人口を増やす、1人当たりGDPよりも付加価値労働生産性を高める、ということをお話ししました。今回は人生後半戦は無形の付加価値で仕事をすることについてお話ししたいと思います。

 

無形の付加価値がお金に変わる場合と変わらない場合

 

付加価値には有形の付加価値と無形の付加価値があり、付加価値をお金に買えたのが付加価値額です。付加価値という用語はすべて含まれますので、有形付加価値・無形付加価値・付加価値額と分けて使うことにします。

仕事を行うときには常にこの付加価値を頭に入れておかなければなりません。日本では単に「サービス」と使うときには無料という意味で使わることもあります。サービスの本来の意味は「役務の提供」です。無形の付加価値は付加価値額としてはゼロとなります。

有料の役務の提供を行うサービス業は数多あり、第三次産業(サービス産業)として分類されます。さらにサービス産業の中には広義のサービス業と狭義のサービス業に分類され、付加価値額として表すことができれば仕事として認められます。実際にはすべての業種にサービス業務が含まれます。

このサービス業務が付加価値額として判別しずらい「無形の付加価値」を意味します。

 

人生後半戦の仕事と自分という付加価値の結果

 

人生後半戦になれば自分に合った仕事かどうかがわかるようになります。今の自分は生まれたときから今の自分ではなかったはずです。今まで自分が生きてきて経験したこと学んだことで得た付加価値の結果です。自分に合った仕事とは、自分という付加価値の結果を仕事に反映できているかどうかということです。

現在の仕事で生計を立てている人は、仕事に自分を合わせている人と自分に仕事を合わせている人がいます。前者は生計を立てる仕事の他に自分に合った仕事を別に持つか、自分に合った仕事のやり方に変えることで自分に合った仕事ができるようになります。

後者は自分に合った仕事をしているので現状のままでよいと思います。ただし自分に合った仕事でまわりの人の付加価値を損ねていないか考えてみてください。視野が狭くなってまわりの人の付加価値を損ねていることに気づいていない場合もあります。

人生後半戦には自分の付加価値を生かす仕事をするようにしてはどうでしょう。

 

仕事をする時間を短く、付加価値を大きくするためには

 

労働生産性は、付加価値を分子に、仕事をする時間を分母にして考えます。労働生産性を上げるためには、分子を大きくし、分母を小さくします。付加価値には有形の付加価値と無形の付加価値があります。有形の付加価値はお金に買えることができますが、無形の付加価値は必ずしもお金には買えることはできません。

人生後半戦は無形の付加価値を大きくして労働生産性を上げるようにします。人生後半戦になると経験や知識という無形の付加価値で労働生産性を上げることに意味を見出そうとする人も多くいます。

ところが現代では過去の経験や知識は、過去の仕事でしか付加価値として認められません。また無形の付加価値を資格や免許で有形化しても、更新のない資格や免許は過去の実績であり、これからの実績になるとは限りません。

経験や知識、資格や免許に頼らない付加価値はないでしょうか。

 

##人生後半戦の無形の付加価値とは、人脈・教育・健康・対人関係・人間的魅力などなど

(続く)